4月
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災害や震災などに直面した時に、自衛隊やレスキュー隊など、実際に人の命を守ってくださる仕事の方々の働きにただただ頭が下がります。
生死が関係する緊迫した場面では、音楽が役に立てることはあまりありません。
もちろん、状況が落ち着いた時にコンサートを開催するなどして人の「癒し」として役に立てることはありますが、「ピアノ教室」という仕事として何かできることはないでしょうか。
私個人としては知人を通してご縁のある信頼できる団体に少額の寄附をさせていただきましたが、「レッスン」としてできることはなんだろう…と思いを巡らしました。
1つの答えは、子供達の想像力を育むことかもしれないと思いました。
人の痛みを自分のことのように理解するためには想像力が必要です。
人の苦しみを感じ取るにも
年齢や立場、状況の違う人の気持ちを感じ取るにも
想像力が必要です。
声にならない「助けて」という心の叫びも、想像力がなければ感じ取れません。
思いやりは他人ののことを自分のことのように感じ取る想像力から始まると思います。
算数のドリルや勉強だけでは育てられない「想像力」
音楽を通してそれを育むことで、想像力豊かでとびっきり優しい子が増えていくこと。
微力ですがそれに貢献できたら
レッスンを通して沢山の子供達と知り合う意味があるのかもしれません。