今年の4月から始めたりょうへいくん。
4歳とは思えない理解力とリズム感と手指の運動神経の持ち主で、上の楽譜をしっかりと理解して自分で譜読みをして弾いています。
でも
1番本人に褒めているのは表現力のこと。
画像にあるように、♪レファ〜 レソォ〜♪の所を
レファ→小さなイルカのジャンプ
レソォ→大きなイルカのジャンプ
として
強弱をつけて演奏してもらっています。
楽しそうに体も動かして演奏してくれます♪
可愛いし上手なんだなぁ!
なぜ、理解力や器用さを1番に褒めないで、まだまだ未完成な表現力を1番褒めるのか…
それは
幼稚園くらいの子は器用、不器用がはっきりしているし、運動能力や理解力の発達は本当に人それぞれタイムラグがあります。
一般的に言う不器用な子が実はとても音楽的に豊かなものを持っていたり、逆に理解力も器用さも優れているけど表現力や情緒はあまりなかったり。
つまり、この年頃の子は
お勉強的に言う、出来る出来ないで評価しないことがポイントだと思います。あとで伸びる可能性があるからです。
ピアノの楽譜は2列に分かれていて複雑ですからいわゆるお勉強的能力がひつようです。乱暴に言うなら、音楽的に才能がなくてもお勉強ができる子は上手に弾けますから。
これは逆に言うと、音楽的に豊かなものを持っていても、理解力や器用さが育つのが少し遅めの子は、最初はとても苦労するということなんです。
その間に先生が短絡的にこの子は素質がないと決め込んでしまったらなんと勿体無いことか!
その子の本当に良い部分を見つけて伸ばしてあげること♪音楽はこれですよね!
りょうへいくんはもちろん理解力も器用さもとても優れているのだけれど、一番褒めてあげるのは表現をうまくできた時。
音楽はテクニックではなて、どうやって心を伝えるかですから♪
あとは聴いてる人を楽しませること!
これに尽きます!
りょうへいくん、楽しみです。